剣の道しるべ Vol.8
『昇段・昇級』
審査では、あの子が受かったのに・・ということがよくあります。そもそも「段・級」というものは、他人と比べるものではなく、自分がどの段階に居るかということを自覚するためのものです。他人がどうこう言う前に自分がその段(級)にふさわしい技量であるか、ないかを冷静に自覚することが大切です。
自分では、よくできたと思っても落ちることもしばしば。自分ではよかったではなく、他人(審査員)が観てどうか、という客観的な判断が大切です。何事も自分が・・ではなく、他の人の目が評価であることを伝えています。