剣の道しるべ Vol.25

『守破離』

「守」とは、師に教えられたことを正しく守りつつ修行し、それをしっかりと身につけること、「破」とは、その身につけたことを自分に合うように修行し、自らの境地を見つけること、「離」とは、それらの段階を通過し、何物にもとらわれない境地に達することを示します。千利休の教え「規矩作法 守りつくして 破るとも 離るるとても 本を忘るな」が元になっています。自分流を成し遂げてもやはり「本を忘るな」基本を忘れるなと締めています。