剣の道しるべ Vol.4

『防具(剣道具)の置き方』

整列の際、小手を右前に置き、小手頭を右にしてその上に面を置きます。手拭いは、畳んで面の中に置くか、広げて面にかけます。竹刀は、左側で鍔を膝頭の位置に、弦を内側又は、下側にして置きます。剣道では、防具の置き方がキッチリ決まっています。武士は、何時いかなる時でも、すぐ戦闘態勢に入れるようにしていました。自衛隊や消防隊等でも服や履物、道具の置き方が決まっていて真っ暗闇でも出動できるようにしているそうです。机の上、引出の中、服の置場所などいつでもすぐに行動に移せるように整理整頓しておくことを伝えています。