剣の道しるべvol.39

『打ち切る』

面打ちは、捨て身で打ち抜け残心を示すところまでが打ち切った技です。基本稽古では容易ですが、実戦では何段であってもなかなか難しく、気持ちの弱さが出てしまうところです。何事も最後までやり切るという事だと思いますが、途中で投げ出さず、文句を言わず、そして自然消滅にならぬようしっかりした気持ちを持続し、最後に確認(残心)しクローズさせる。ということを剣道で学んでいます。